実在の場所

We'll be grown up, and then we'll live here all the year round. - Nancy
(Ransome, Arthur.(1930) Swallows and Amazons.  Cape. p.368.)

 

「ツバメ号とアマゾン号」の終わり近く、休暇の最後の日にナンシイはこう言っています。大人になっても、子供時代に刷り込まれてしまったあの場所へ心はいつも帰っていきます。1958年改訂版の著者序文にランサム自身が書いているように。

世界中を旅してどこにいようと、私は夜空に北極星を捜したものだ。すると心の目であの最愛の山々の稜線を見ることができたのだ(Ransome, Arthur. (1958) Swallows and Amazons. Auther's Note. Cape.)

その序文の中で、28年間に渡りランサムが秘してきたあの「北部の湖(The Lake in the North)」はコニストン湖(Coniston Water)であることが明かされました。

CONTENTS
  1. コニストン湖
  2. ランサムの部屋
  3. 蒸気船博物館
  4. パラダイス
  5. コニストンの休暇
  6. Furness Railway
  7. 観光客
  8. もう一つの舞台
Topics
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コニストン湖
物語の舞台となった英国湖水地方コニストン(Coniston)
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ランサムの部屋
湖水地方生活産業博物館にはランサムの部屋があります
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蒸気船博物館
物語ゆかりの船が展示されています
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パラダイス
ランサム(それにナンシイ)憧憬の地
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コニストンの休暇
ランサムや子供たちがコニストンで過ごした休暇
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Furness Railway
ランサム曰く「僕たちのためにある」今は亡き鉄道
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観光客
湖水地方へ押し寄せた観光客
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もう一つの舞台
ランサムが遊んだノーフォーク湖沼地帯(ブローズ)