ディンギー製作に使ったのは

  • マリン合板(オクーミ材、6mm厚)
  • ピーラー(目の詰んだ米松)
  • スプルース
  • イエローシダー(米ヒバ、主に補強材)
  • アフリカン・マホガニー

これらの端材、いずれも幅の狭いものが残っているが、マリン合板の細長いものなんか使い道が考え付かない(一部はマドラーやミニチュア・パドルを作る友人に貰ってもらった)。でももったいないから何か作ろうと思いついたのがフレーム、ちょうど写真を入れたいと考えていたところなのでうってつけ。

マリン合板は6mm厚しかないから三枚積層し、真っ平らな面を作り(ジョインターは持ってないからルーターで代用)、それからこれもルーターで所定の幅に削り平行出し。所定の長さにカットしたら正確に45度にカット(は難しいので隣り合う二辺が90度になる冶具を作った)。接着後、補強としてカンザシ(僅かに残ったマホガニーを薄く削った)を入れ、研磨したら出来上がり。と書くと簡単そうだが、フレーム作りって意外と難しいです。キチンと直角、平行の出てない材を四つ組み合わせるとぴったり隙間なく合わないのだけれど、製材道具は持たないからなかなか上手に出来ない。

flame_06.jpg

どれも市販のような凝った彫りではないシンプルなものだし、合板の木口の出たフレームなんて変だと言われそうだが、まぁマリン合板だし多少の思い入れもあるから。右上は「Titty(マリン合板)」、左は「Roger(ピーラー)」そして下が「Arthur(イエローシダー)」。そして別の壁にはこんな写真を飾りました。ちょっぴり切ないコーナーです。

海の彼方へ行ってしまったイヌと船

 

 

コメント欄を読み込み中