来月11日は昨年逝ったロジャ(黒ラブ)の命日。14歳を過ぎ、後ろ脚が弱り独りでは立ち上がれなくなったから、後ろ足用車椅子をオーダーし、毎日の散歩と介護のため横浜の家に戻った。

その後肥満細胞腫の転移が見つかり、治療方針を決めるため検査を受けさせようと二次診療機関へ連れていったら、そこの獣医が「全麻でMRI検査をしても、もうこの子には何のメリットもない」と言った。手術好きの外科医からそう言われ、納得づくで「なにもしない」という選択をしたのだが、8月に入ってから容体が急変し、ロジャはあっけなく逝ってしまった。ティティ(黒ラブ)、アーサー(黒フラット)と同じく、ロジャも家で腕の中で死んだ。

イヌの死に慣れるなんてありはしない。だから Nancy に乗る気分にはなれず(そういう時こそ海へ出るべきなのかも知れないが、私は内に籠もる方だから)秋谷の家で日々を過ごしていたが、秋にはその Nancy も失った。

毎日をウッチャルために手を動かさずにはおれず、ディンギー製作の端材を使い、人から頂いた Nancy の写真と今はいないイヌの写真を入れるためのフレームをたくさん作った。そのうち9個を部屋に掛け、助けてくれた方々(Jollyhotさん、あの時はありがとう)に、「ディンギーで使ったマリン合板を積層して作ったんだから。売ってないんだぜ。カンザシはマホガニーだぜ」などと能書き付けて差し上げた。

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もうじきロジャの命日、思い出写真を飾るためのフレームを作り出した。昨年作った時はまだ製材道具がなかったから、直角がキッチリ出ている真っすぐな材を造ることが出来ず、フレームに組み上げるとどこかしかピッタリ合わない不出来なものしか造れなかったけれど、今は(簡易だが)ジョインターとドラムサンダーがあるから前よりは良いものができるだろう。

材は無節のWRC、柾目の面を見せるためにジョインターで基準面を出したらバンドソーで細くカット、それからドラムサンダーで厚さを揃える。それ用のジグで向かい合う角を90度にカット、ルーターで彫り込みを施し、カンザシを入れたら出来上がり。

あと何度かオイルを塗り重ねるけど、どの写真を入れるかまだ決まっていないので作業ノートを入れてみた。

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気持ちとしては、これだな(カヤックじゃなくてカナディアン・カヌーなのが残念)。

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果たしてロジャは喜んでくれるかな? Paddle far, live free. 

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