ドラムサンダーが調子よく研磨してくれるので、試行第一号として竹を削ってみた。竹は切るんじゃなくて割くものだけど、竹細工じゃないから狙いのサイズにするにはどうしても研磨が必要。
近所の竹林で伐採があり、お手頃サイズのヤツを山積みにしてあったから一本クスねて、もとい、頂いてきた。直径80~90mmの立派な真竹。
長いと加工しにくいので今回は節の間の短い材でお試し。鉈は手元にないからタガネで半分に割り、それをさらに4分割する。
8分割されたヤツの厚みは9mm、円弧の長い方が29mm、短い方が24mm。こいつをベルトサンダーに何度も通し、両端をバンドソーでカットして出来上がったのがこれ。幅22.5mm、厚5.0mm(長さはともかく)の四角い部材。
米国のとあるカヤック製作サイト(10ftのディンギーもある)ではストリンガーにスプルース、リブにレッドオークの無垢材を使っていて、そのサイズは共に幅12mm、厚6mm。そうかこんな材で行けちゃうのか、軽いだろうなぁ(如何せん華奢な構造材だから補強のための工夫があるのだが).....ならば、比重はオーク並みだけど維管束が豊富で曲げ強度の高い竹材ならば、ストリンガーは無理としてもリブには(もう少し細い材でも)使えるんじゃない?
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