カヤックにセイル張って帆走してやる!と言ったものの、いざ実現となると色々考えることがある。はなから上らないのは承知の上で、どんなリグにどれくらいのセイルを張るか?12ftの木製カヤックにマスト立てるためにどのように改造したらよいのか?いくらビームの広いカヤックとはいえコロコロ転ばないでいられるだろうか?

風がなかったらカヤック、吹いたらディンギーそして時々クルーザー」というのを第二の人生のモットーにしようと思っていたから、多少吹いてもカヤックに乗りたいな。すると、すぐにセイルを下せることが必須。もちろん細長いカヤックにセイル張るわけだから、製品ではその辺はよく考えらえていて、多分一番売れてるカヤック用セイルのメイカー(kayaksailor.com)のものは写真のセイル上部が畳めて、さらにマストも簡単にパタンと倒せる(すぐに立てられる)。でもそういう便利なリグを設置するためのステー、シート、フェアリード、クリートなどを後付けしないといけないが、シンプル志向の私としてはいまいち踏み切れないでいた。

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いつだったかYouTubeを見ていたら、お薦めヴィデオにオーストラリアのハンググライダー乗りが設計してるカヤック用セイルキットというのが出てきた。他のカヤック用セイルと違いやけにアスペクト比の大きなセイルに良くベンドする高いマスト、ブームは無し、なにより目を引いたのがファーリング・システム。おぉ、これ良いジャン、マスト差し込む穴開けるだけで済むぞ!

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設計者のサイトを見ても販売についての記載がなく、米国でこれを扱ってる会社へのリンクがあるだけ。ではではとその会社に「日本からのオーダー受けます?」と問い合わせたら、海外への発送をしてないらしくオーストラリア人設計者のメイル・アドレスを教えてくれ、彼が海外オーダーを取り扱ってるとのこと。早速自分のカヤックの寸法など書いて彼に問い合わせたら、すぐに返事をくれ「Standarg FURLING 2.5(セイル面積が2.5平米)がsuit bestだと私も思うけど、アスペクト比の小さなものも出したから、こっちを考えてもよいね」とのこと。

日本へ8000円ほどの送料で送ってくれるって。うーん、どっちにしよう?また悩みが増えた・・・

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