Nancyを失ってすぐ「まだカヤックがあるからな、カヤックにセイル張って帆走してやる」とカラ元気を出してオーストラリアにセイルキットを注文した。

カヤックのデッキに穴を開け、マストステップを作り、届いたアルミマストをちょん切ったりして準備を進めてきたが、なにせその挙動に皆目見当がつかなかったので今日まで海へ出るのを躊躇していた。でも今日、イヌ友達がSUP持って来ると言うのでチンしてもSUPで引っ張ってもらえる(!)ことを期待し、カヤックにマスト立てて海岸まで引いて行った。

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生憎というか幸いにと言うか、風がほとんどなく時折1~2m/secほどのブローが来るのみ。良く振れる風にファーリングを解いてみると、おぉヒールするぜ!。漕いだ方がよっぽど速い位のスピードだけどちゃんと風を受けて帆走しているのがなんとも嬉しくて楽しい。ラダーもなし、センターボードもなしの細いカヤックだから、SUPに乗って見ている友人は「帆走できるとは思わなかった」と言っていたけど、「登るし、タックもできるじゃない」とビックリしつつ動画も撮ってくれた。

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タックもジャイブもしてみたけど、この風だからパドルで舵が取れたものの、もう少し吹いたらカヤックの挙動についていけないかもしれない。でも、波が木の船体に当たる音が耳に心地よく、ついつい真剣な顔してちょっと沖まで出ては慌てて岸に戻るのでした。

それにしても、なんで風を受けると切り上がろうとするのかな?チンはしませんでした(このそよ風だもの)。

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